カードローンは返済方式によって利息金額が変わる!

カードローンの返済方式は大きく次のように分けられます。

  • 「元金均等式」であるか、それとも「元利均等式」であるか
  • 「定額方式」であるか、それとも「定率方式」であるか
  • リボルビング方式を採用しているか採用していないか
  • 残高スライド方式を採用しているか採用していないか

元金均等方式は、元金の返済が毎月一定になる返済方式で、元金の返済に充てる一定の金額に利息を上乗せした金額が返済額となります。

 

借り入れ当初は元金が大きいので上乗せされる利息も多く返済金額が大きいのですが、その分元金が減るスピードも早く、それに従って上乗せされる利息は少なくなり支払い額も減っていきます。

 

一方、元利均等方式とは毎月の返済額が常に一定になる返済方式です。

 

毎月の返済金額の中には利息も含まれているので、返済の管理がしやすいというメリットがあります。

 

返済金額は変わりませんが、返済当初は返済金額に占める利息の割合が大きいのでなかなか元金が減りにくいのがデメリットと言えるでしょう。

 

定額方式とは返済金額が決められている返済方式です。

 

例えば毎月の返済額を1万円と決めたら返済金額はずっと1万円のまま返済が続きます。

 

また、定率方式とは、返済金額が一定の額に決まっているのではなく、残高に対する返済の割合が一定に決められている返済方式です。

 

返済割合が借入残高に対して10%と決められていた場合、借入残高が20万円の場合には返済金額は2万円になりますし、返済が進んで借入残高が10万円になれば返済金額は1万円になります。

 

元金か元利、また定額か定率の組み合わせによって返済方式の骨組みができあがりますが、カードローンの多くはそれらの返済方式にさらにリボルビング方式や残高スライド方式を組み合わせています。

 

まず、リボルビング方式と分割払いを似たようなものだと考えている方がいるかもしれませんが両者は別物だということをしっかり認識しておきましょう。

 

分割払いの場合はお金を借りる時点で「支払い回数」が決められ、それに従って利息を含めた毎月の返済金額が決定されますが、リボルビング払いでは先に「支払い金額」が決められ、それに従って返済期間が決定していきます。

 

リボルビング方式は借りる金額が増えるにつれて返済期間が長くなる返済方式だと覚えておきましょう。

 

また、残高スライド方式は借入残高によって段階的に返済金額が変わっていく返済方式ですが、返済が進んで借入残高が小さくなるに従って返済金額は小さくなっていきます。

 

返済金額が小さくなれば元金は減りにくくなってしまいますので、やはり返済期間が長くなりやすい返済方法だと言えるでしょう。

 

リボルビング方式や残高スライド方式が返済方式に組み込まれると、返済期間がどうしても長くなり、支払利息が膨れ上がる原因となってしまうのです。

 

残高スライド方式はカードローン返済方式の主流!そのメリットとデメリットとは?

ここで、大多数のカードローンの返済方式として採用されている残高スライド方式のメリットとデメリットについて考えてみましょう。

 

残高スライド方式は、毎月の借入残高によって返済する最小返済金額(ミニマムペイメント)が設定されているのが特徴です。

 

例えば借入残高が10万円の場合なら返済金額は4,000円、借入残高が5万円の場合なら返済金額は2,000円といった具合に借入残高が減少していくにつれ返済金額も小さくなっていきます。

 

また、最小返済金額はあくまで返済すべき「最小」の金額ですので、最小返済金額以上であれば自分の経済状況に合わせて金額を上乗せして返済することもできます。

 

残高スライド方式のメリットは最小返済額が低く設定されているので毎月の返済の負担が小さいことでしょう。
確かに経済的にゆとりがなくて返済が苦しい時には大変重宝するシステムです。

 

しかし、返済が少額で済むということは元金の返済に充てられる金額も少ないわけですから、借入残高はなかなか減らず、返済期間はどうしても長期間に及んでしまいます。

 

そして、返済が長期に及べばその間はずっと利息が発生しますから、最終的な総返済額も大きく増えます。

 

それが残高スライド法式の大きなデメリットになっています。

 

利息負担を減らすには「早めに」「多く」返済するのが効果的!

カードローンの利息は

  • 借入金額
  • 金利
  • 借入期間

によって決まります。

 

支払利息をできるだけ小さくして総返済額を抑えるためには金利が低い方が良いとよくいわれますし、実際カードローンを選ぶ時に金利の低いカードローンを探す方も多いでしょう。

 

しかし、利息を抑える効果を期待するのであれば、借入期間を短縮することにも注目したいものです。

 

借入期間を短くするには返済金額を少しでも増やして借入残高を減らすことが大きなポイントになります。

 

返済金額を増やす方法としては、

  • 最少返済金額に上乗せした金額で返済をする
  • 随時返済をする
  • 一括返済をする

などが挙げられます。

 

カードローン業者は利用者が支払う利息を収益としています。返済金額が低く設定されているのは、できるだけ返済期間が長くなるようにして利息収入をより多く得るためなのです。

 

最小返済金額での返済は、毎月の借入残高に対する利息をカバーできる程度にしか設定されていないことも多く、最小返済金額だけで返済を続けていっても元金はなかなか減っていきません。

 

基本的に、カードローン業者が設定する返済方式に任せて支払いを続けていくだけでは、総返済金額はどうしても大きくなってしまうと考えておく方が良いでしょう。

 

毎月の約定返済以外に金額を上乗せして返済した場合や、随時返済や一括返済をした場合は、純粋に元金の返済だけに充当されますので、効率良く借入残高を減らし、返済期間を短くすることができるのです。

 

元金が多い「早い」時期に、少しでも「多く」返済することが、効率良くカードローンの利息負担を減らす方法だと言えます。

 

一括返済は利息削減効果が高い!一括返済をする際の注意点

カードローンの利息は日割りで計算されますので、お金を借りた翌日から借入金額と借入日数に対して発生します。

 

一日でも早く完済すればその分利息は安く済みますが、最小返済額だけの返済に加えてどのような返済を組み合わせれば効果的に借入残高を減らし、完済に近づくことができるでしょうか?

 

通常の最小返済金額にいくらか上乗せして毎月返済する方法や、余裕のある時に約定返済以外の随時返済をするという方法もありますが、やはり一番効果的なのは一括返済でしょう。

 

一括返済とは繰り上げ返済によって完済予定日までの利息分と元金の借入残高を一気に精算する返済方法です。

 

一括返済なら、完済予定日を決定してしまえばそれ以降の利息は発生せず返済自体も終了しますが、一括返済を行うにあたっては注意しておきたい点がいくつかあります。

 

通常の返済に上乗せをする場合や、随時返済の場合は自分で自由に行うことができますが、 一括返済をする場合にはカードローン業者に連絡をして完済日を伝え、正確な返済金額を計算してもらわなければなりません。

 

利息は日割り計算なので返済日によって金額が変わってきます。

 

一旦決めた返済日を変更する場合には、再度返済額の確認が必要になりますので気をつけてください。

 

カードローンの一括返済は、利用しているカードローン業者のどの返済方法でも行うことができますが、コンビニATMなど硬貨を取り扱っていないATMから返済を行う場合には、返済金額以上の金額を入金してもおつりが出ません。

 

多く入金してしまった場合には、後日銀行振り込みや店頭窓口で多く入金した分を返金してもらうことになります。

 

そうした手間がかからないように、事前に端数の金額でも返済できる方法を確認しておきましょう。

 

一括返済は利息を減らす効果が非常に大きいですが、手元のお金が大きく減ってしまいます。

 

生活にゆとりがない状態で一括返済をしてしまうと、生活を圧迫してしまうということにもなりかねません。

 

完済をしてもある程度生活にゆとりがある、という場合に限って一括返済をすることが望ましいでしょう。

 

決して無理せず、自分に合った方法で利息を抑えることを心掛けましょう。

 

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